意識が朦朧とする中、アシタカの元に歩み寄るシシ神。”生命の授与と奪取を行う”というその力で、彼の傷を癒しました。, サンはそう言い、まだ体を動かせないアシタカに食事をさせます。その時、アシタカの頬を一筋の涙が伝いました。このアシタカの涙の意味とは何だったのでしょうか。, この涙は、「生きていてよかった」というような、単純な生還の喜びを表しただけのものではないように思えます。もちろん、「サンに口移ししてもらえて嬉しい」などという下心から出たものでもないでしょう。, 1つ目は、自分を助けてくれたサンへの”感謝”。これまで弱さを見せず一人で戦ってきたアシタカでしたが、こうやって他者の優しさに身をゆだねることで、ふと緊張の糸が切れたのではないでしょうか。, 2つ目は、まだ旅が終わらないことへの”絶望感”。体の傷を癒してくれたシシ神でしたが、「タタリ神の呪い」までは取り除いてくれませんでした。この呪いがいかに根が深いものなのかを実感し、アシタカはこの先の自身の運命を憐れんだのです。, 「アシタカは好きだ。でも人間を許すことはできない。」 もののけ姫を見たことがある人なら、ジコ坊と言ってわからない人はいないと思います。 それなりに印象があるものの、深く追ってみても意外にも謎が多い。 作品の中で、どんなキャラクター設定だったのでしょうか。 ジコ坊は戦闘経験が豊富 もののけ姫―フィルムコミック(4)(1997年11月1日)isbn 4-19-770055-5 もののけ姫 ロマンアルバム( アニメージュ 編集部編、徳間書店、1997年11月1日) 「もののけ姫」の秘密 遥かなる縄文の風景(批評社、1998年10月10日) ISBN 4-8265-0261-3 映画『もののけ姫』に登場する『ジコ坊』や率いる組織『唐傘連』について考察、解説。多くは語られなかったように見えて、実は正体がわかる程度のヒントが劇中には残されてました。ジコ坊と天朝との関係、森の神ではなく、人間の神の世界について。 皆さんの映画ライフがもっと充実するお手伝いができますように。. タタラ場が隣国が恐れるほどの石火矢の技術を有しているのも、エボシが日本に石火矢を持ち帰り、その後も継続して倭寇との関係を持っていることが理由のようです。, 人身売買によってエボシが味わった”挫折”。タタラ場とは、女性や病人などの弱い立場の人間が活躍できる場所を創りたいという、彼女の”理想”を実現したものなのかもしれません。, タタラ場で受けた傷によって倒れてしまったアシタカ。サンはアシタカの傷を癒すために、シシ神の森に入ります。 山犬が棲む危険な森に、母親がわざわざ赤子を連れて入るというのは普通では考えられません。しかし、もしもその母親の正体が、シシ神の森で神殺しを目論むエボシだったら、と考えると無くはない話なのです。, 異常なまでの憎しみをぶつけ合っていたモロとエボシ。果たして二人の因縁の関係は、サンの出生が繋いだものだったのでしょうか。, アシタカが訪れたタタラ場では、女性が中心となって働く姿や、病人たちが丁重に扱われ、仕事が与えられている姿が映し出されます。それらも全て、タタラ場のリーダーであるエボシの意志によるもの。エボシがタタラ場を創り、女性や病人を救済している理由とは何なのでしょうか。, エボシは、人身売買で海外の倭寇(海賊)に売られたという過去があります。持ち前の美貌で頭目の妻にまで上り詰めたエボシですが、そこで頭目を殺害。金品を持って日本に戻り、現在のタタラ場を創り上げたのでした。 映画を「なんとな〜く」探している方から、「この映画の考察が知りたい!」というマニアな方まで楽しめるサイトを目指しています! 名言ちゃん により1年、 7ヶ月前に更新されました。 6件の投稿を表示中 - 1 - 6件目 (全6件中) 投稿者.